魔法の箱

2016.10.09(20:04)

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 エンジンが5,000rpm以上回らなくなってしまったXJR1300のキャブレターを、早速調整することにします。
ディーゼル機関や直噴エンジンを除くクルマやバイク等、内燃機関を持っている燃料は気化させたガソリンと空気の混合気が主流です。
キャブレターという部品で混合気を造っているわけですが、通常はガソリンが多いとアクセル開度に対してゴボゴボという詰まった感じでエンジン回転数が上がりません。
逆にガソリンが少ないとエンジンは回りますがトルク感がなく、登り坂ではすぐにエンストしてしまいます。

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今回の症状は上記に該当するので、ガソリンを少なくしたいということになります。
ガソリンの量を減らす、もしくは空気量を増やしたいわけですね。
レースで使用されているようなキャブレターならば調整部分がたくさん設けられていますが、市販車に取り付けられているキャブレターには調整部分がなく、ほとんどできません。
メインジェット(MJ)と呼ばれているガソリンの量を定めている部品を確認して刻印されているNo,を調べ、現状よりもガソリンの量が少なくなるNo,のメインジェットを購入してみることにしました。

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キャブレターを分解時にはキャブレター下部のフロート室内にガソリンがたくさん注入されているので、オイルパンが必要です。

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#95番のメインジェットを#85へ変更します。
メインジェットは金属の中でも柔らかい真鍮で造られているので、取り外しや取付時に変形させないよう注意しましょう。

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交換作業後は柿畑まで試乗。

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試乗した感想は...「悪化しております!」 Σ(゚д゚|||)
5,000rpm以上エンジン回転数が上がらないどころか、ガソリンの量を少なめに設定したため、低回転数でのトルク感が無くなってしまっています。
さらに、エンジンヘッドカバーに取付けされているパッキン部からのオイル漏れ確認・・・。(T_T)
帰宅後にネットでも確認したところ、ノーマルキャブレターはエンジン低回転域がガソリン量少なめで、高回転域がガソリン量濃いめに設定されているようです。

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そんな設定のキャブレターを、エアクリーナーBOXが誰にでも乗りやすく扱えるようにしている..
メーカーの技術はやっぱりすごいですね。(^_^;)
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コメント
今頃見たよ。
そもパワフィル付けたんだからエア量が大幅に増えてて、
燃料は増やさなきゃダメなんじゃない?
【2016/10/14 19:24】 | マスター #- | [edit]
 コメントありがとうございます。
わたしも頭の中では同感だったのですが、仕様変更後の未セッティング状態でも同様に5,000rpm以上はタコメーターの針が示すことはありませんでしたので、高回転域での燃料が濃いと判断しました。
でもジェットニードルが調整できない品なので、単純にメインジェットを絞るという方法を試してみた次第です。(^_^;)
 キャブセッティングよりもヘッドカバーのシール交換が最優先になってしまいましたが、いろいろ調べたいと思っています。

【2016/10/16 16:11】 | MORI #- | [edit]
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